今回はトレーニングのセット間にとる休憩(インターバル)について説明していこうと思います。
【インターバル1分は短い?】
まずインターバルのとり方として昔は1分程度とると成長ホルモンが分泌されて
筋肉が増えやすいという風に言われていました。
しかし、成長ホルモンというのは筋肥大や筋力向上にそれほど大きな影響を
与えないことが分かってます。
それよりもしっかりとインターバルをとって次のセットに移る方が高重量が扱えて筋肉がつきやすい
事が最近の研究でわかっています。
【インターバルを10分とると?】
1分、3分、5分でインターバルを設けて実験を行った結果があるのですが、1分の時が一番筋肉が発達しにくかったという結果がでています。
高重量のベンチプレスやスクワットを扱う方は10分以上のインターバルを設けても問題ありません。
ちなみに僕は高重量トレーニングを行うときは大体5分ほどインターバルをとるようにしています。
しっかりと回復をすることは重要です。
【インターバルの目的は?】
そもそもインターバルというのは、しっかりと休めて何セットも行って更に強い刺激を
与えることが目的となっています。
しっかりと休めていなければインターバルの意味はあまりありません。
筋肉向上を目指すのでれば少なくとも3分場合によっては4~5分ぐらいのインターバルをとって
トレーニングを行いましょう。
最後にこれだけ長い時間インターバルをとるようにといってきましたが
場合によっては意図的にインターバルを短めにとるときもあります。
普段3~5分ほどインターバルをとってトレーニングをしますがたまには違う刺激を
筋肉にあたえるという意味で中、低重量でインターバルを20秒程とって
またすぐにトレーニングを行うレストポーズ法というトレーニング法があります。
高重量では筋肉が回復する時間が短すぎてすぐに上げるのが厳しいので
中、低重量で行うというわけです。
基本的には3~5分ほどインターバルをとってあげて目的によってたまに短めにするというのもいいかと思います。