こんにちは!パーソナルジムワンベネフィット谷町六丁目店の中森です。
「ストレッチって結局、どれをやればいいの?」
そんな疑問を感じたことはありませんか?
ストレッチには大きく分けて「動的ストレッチ」と「静的ストレッチ」の2種類があり、それぞれ効果や目的が異なります。
トレーニングの成果を最大限に引き出すためにも、この2つを正しく使い分けることがとても大切です。
この記事では、パーソナルトレーナーの視点から「動的ストレッチと静的ストレッチの違い」や「それぞれの効果的なタイミング」について分かりやすく解説します。
動的ストレッチとは?【トレーニング前におすすめ】
動的ストレッチ(英語で「ダイナミックストレッチ」)は、体を動かしながら筋肉や関節をほぐしていくストレッチ方法です。
具体例:
• ラジオ体操
• 腕を大きく回す
• 足を前後・左右に振る
• 軽いジャンプ動作
主な効果:
• 体温・心拍数を上げて、運動への準備を整える
• 筋肉や関節の可動域を広げる
• 怪我の予防
• トレーニングでのパフォーマンス向上
こんな方におすすめ:
筋トレや有酸素運動など、これから体を動かす予定がある方。
静的ストレッチとは?【運動後やお風呂上がりに最適】
静的ストレッチ(英語で「スタティックストレッチ」)は、反動をつけずに一定の姿勢をキープして筋肉をじっくり伸ばす方法です。
具体例:
• 開脚して前屈する
• 壁を使ったふくらはぎのストレッチ
• もも裏(ハムストリング)のストレッチ
主な効果:
• 筋肉の緊張をほぐす
• 柔軟性の向上
• リラックス効果
• トレーニング後の疲労回復
こんな方におすすめ:
運動後のクールダウンや、お風呂上がりのリラックスタイムに。
トレーニング効果を高めるには“タイミング”が重要!
多くの方がやりがちなのが、「トレーニング前に静的ストレッチをしてしまう」こと。
実はこれ、筋力やパフォーマンスを一時的に下げてしまう可能性があるのです。
正しい使い分けのポイント:
• 運動前 → 動的ストレッチ
→ 体を温めてケガを防止
• 運動後 → 静的ストレッチ
→ 筋肉をリラックスさせて回復を促進
このように、ストレッチは“やればいい”のではなく、“何のために・いつ行うか”が非常に重要なんです。
よくある誤解:ストレッチはどれも同じ?
「ストレッチをしているのにケガをする」
「頑張って柔軟体操をしても効果を感じない」
こうした悩みの多くは、ストレッチの目的とタイミングが合っていないことが原因です。
ジムや部活動でも、トレーニング前に静的ストレッチだけで終わってしまっているケースは少なくありません。
それでは、パフォーマンスを最大限に引き出せないばかりか、逆にケガのリスクを高めてしまう可能性もあります。
まとめ:目的とタイミングに合わせて正しくストレッチしよう
動的ストレッチと静的ストレッチは、どちらも大切な要素です。
大切なのは、「どちらが良い」ではなく「どう使い分けるか」。
• トレーニング前 → 動的ストレッチでしっかり準備
• トレーニング後や寝る前 → 静的ストレッチでリカバリー
この習慣を身につけるだけで、パフォーマンスもコンディションも大きく変わってきます。
正しいストレッチ習慣が、あなたの体づくりをもっと楽しく、効率的にしてくれます。