こんにちは
パーソナルトレーニングジムワンベネフィット南森町の宮崎です。
今回は実は筋肉がつかない残念な筋トレ行動をご紹介します。
残念な筋トレ行動とは?
「体脂肪が多い状態で筋トレすること」
「腹部の脂肪を筋トレでシックスパ ックにしたいと」思ったことはありませんか?
もちろんこれは可能ですが。現実はそう甘くありません
なぜなら「体脂肪が多い状態で筋トレしても筋肉は増えずらい」ということがわかっています。
実際の研究で、正常な体型と肥満体型を2グループに分け
トレーニング後にタンパク質を36g摂取した後の筋肥大効果を測定した結果
正常な体型に比べ肥満体型は筋肥大効果(タンパク質の合成反応)が約20%減ったことがわかっています。
※ちなみに体脂肪が多い状態とは男性25%以上女性30%以上のことを言います。
なぜ体脂肪が多い状態で筋トレしても効果が出ないのか?
それは「インスリンの抵抗性」「慢性炎症」が原因と考えられています。
体脂肪が多い状態だとこの2つの症状になります。
「インスリンの抵抗性」とは簡単に説明するとホルモンの効き目が悪くなるということです。
そうなると筋肥大に必要な男性ホルモンの働きも悪くなるので筋肉がつきにくくなります。
「慢性炎症」とは身体のいたるところで炎症が起き機能低下し筋肉の分解が進んで
筋肉を作るのに必要なmTORという物質が減少する為筋肥大効果が減少してしまいます。
まとめ
体脂肪が多い状態だと筋肥大効果減少する。
その理由として、「インスリンの抵抗性」「慢性炎症」があげられる。
体脂肪が平均値より多い方はまず筋肉をつける事より体脂肪を落とすことをオススメします。