脂質制限をお勧めする理由
脂質は糖質の2倍以上のカロリーがあります
炭水化物(1g) → 4kcal
脂質 (1g) → 9kcal
ダイエットの基本は摂取カロリーを消費カロリーよりも
少なくすることです
なので、カロリーの最も高い脂質を制限することは
糖質を制限することよりも効果的であると言えるでしょう
また、糖質は筋肉を動かす為のエネルギー(グリコーゲン)
として蓄えることが出来ますが
脂質は直接内臓脂肪に変わってしまいます
他にも糖質制限の場合、パンやご飯、麺類など主食を
カットしなければいけないので、かなりのストレスがかかります
しかし、脂質制限にはそこまでの苦労はありません
もし、糖質制限がしんどくて続かない方は
ぜひ糖質制限を試してみて下さい
糖質制限のデメリット
糖質が枯渇した状態でトレーニング又は運動を行うと
体が筋肉を分解して、糖質の代わりにエネルギーとして
代用し始めます
また、あまりにも過激な糖質制限は、体調不良を引き起こす
原因にもなってしまいます
なので、実際に自分の身体にはどの程度の糖質が必要で、
どのくらいの食事を食べればよいのか。
そんな正しい知識がない状態で糖質制限を始めてしまうと
高確率で頭痛、吐き気、倦怠感、目まい、眠気、便秘、
などの症状に襲われ、日常生活にも支障をきたす事態になります。
なので糖質制限をする際は、ただ単にパンやご飯、麺類を制限するだけではなく
しっかりと、必要最低限の糖質は摂るようにしましょう。
脂質制限中にお勧めの食べ物
いくら脂質制限をするとは言え、筋トレをする以上
タンパク質はしっかりと摂取する必要があります。
なので、今回は「牛肉、豚肉、鶏肉」の中で脂質の低い
部位をそれぞれ3つずつ紹介したいと思います。
まずは牛肉!
【牛肉】100g
ヒレ肉 脂質15.0g タンパク質19.1g
もも肉 脂質18.7g タンパク質19.2g
肩ロース 脂質37.4 タンパク質18.3g
牛肉の中では一番ヒレ肉が低脂質な部位という
結果になりました。
もも肉もヒレ肉と比べ、あまり差はありませんが
その下の肩ロースからは一気に脂質が多くなってしまいます
なので、もし牛肉を食べるならヒレ肉かもも肉をお勧めします
【豚肉】100g
ヒレ肉 脂質3.7g タンパク質22.2g
もも肉 脂質10.2g タンパク質20.5g
ロース 脂質19.2g タンパク質19.3g
豚肉でも、最も脂質が低い部位はヒレ肉でした。
次にもも肉が低いという結果も牛肉と同じですが
脂質の量で考えると、圧倒的にヒレ肉の方が
ヘルシーだと言うことが分かります
なので豚肉を食べるときは、出来るだけヒレ肉を使うように
意識しましょう
【鶏肉】100g
ささみ 脂質1.1g タンパク質24.6g
むね肉 脂質1.9g タンパク質24.4g
もも肉 脂質4.8g タンパク質22.0g
鶏肉は牛肉や豚肉と比べ、圧倒的に低脂質です。
それでいて、タンパク質も豊富なので筋トレやダイエットには
間違いなく一番適している食材だといえます
むね肉を調理する際には、脂質の多い皮を
しっかりと剥ぐようにしましょう。
皆さんも筋トレと脂質制限を併用して、より効果的にダイエットや
ボディーメイクを進めてみてはいかがでしょうか?