【単一食品ダイエット】
単一食品ダイエットを行っている方は多いのではないでしょうか?
例えばご飯がバナナのみや、おにぎり一つだけなどです。
実はこのダイエットを行うと栄養失調を起こしてしまう可能性があります。
栄養失調が起こると脂肪を燃やす為に必要なビタミンやミネラルが不足してしまいます。
断食よりはいいですが、身体にとても悪くダイエットがうまくいきません。
【断食】
次に断食です。
まったくなにも食べない断食を行うと、腸内細菌のエネルギーをなくしてしまいます。
腸内細菌はエネルギーを短鎖脂肪酸とよばれる形でだしておりこれによりインスリンの働きがよくなったり
体脂肪の燃焼が高まったりします。
断食はこれらの働きにとって重要な腸内細菌を殺してしまうことになるのです。
つまり、ダイエットに重要な脂肪の燃焼が腸内細菌の減少により行われなくなってしまいます。
【有酸素運動のやりすぎ】
有酸素運動をやりすぎると、筋肉が遅筋に変わってしまい代謝をあげるために必要なタンパク質が減ってしまう事でむしろ代謝が落ちてしまいます。
また、有酸素運動をやりすぎるとホルモンバランスも崩れて体脂肪がさらに燃えにくくなってしまいます。
しかし、有酸素運動はやりすぎなければダイエットに効果的です。
駅でエスカレーターではなく階段を使うなど日常生活の中でもカロリー消費は大事です!
最後に1日に摂取カロリーを可能な限り抑えているのに急に痩せなくなることがあります。
この時期を停滞期といいます。1ヶ月で体重の15%以上を落とすダイエットをしていると停滞期に突入してしまい痩せにくくなってしまいます。
短期間の急激なダイエットではなぜ停滞期が起こるのかというと、それほど痩せるには摂取カロリーが基礎代謝より少ない状態になっている可能性が高く、体は飢餓状態に陥ってしまいます。
そうすると飢餓状態でも生命を維持する為に「ホメオスタシス」という機能が働き
カロリーを消費しにくく摂取した栄養をため込もうとするため、体重が落ちなくなるのです。
また、その状況でダイエットを急にやめてしまうと飢餓状態の体が栄養を吸収しやすくなっているため
リバウンドしてしまう可能性もあるので、急激に体重を落とすダイエットには注意が必要です。