睡眠が筋肉に必要な理由
人は寝ている間に筋肉を成長させる為のホルモンを分泌します
また、睡眠時間の確保は集中力の低下を防いだり
筋肉の回復にも貢献します
※集中力がない状態でのトレーニングは
パフォーマンスの低下を招き、ケガのリスクを
高めてしまう恐れがあるので控えるようにしましょう
逆に寝不足が続くと、筋肉を分解してしまうコルチゾール
というホルモンが体内で増えることになり
頑張って筋トレに励んでも意味がありません
なので、しっかりと睡眠を取って筋肉の成長を
促してあげましょう
筋トレは睡眠の質を向上させる
人は寝ている間、レム睡眠とノンレム睡眠を繰り返します
レム睡眠 → 浅い眠り（脳は活動している）
ノンレム睡眠 → 深い眠り （脳は活動を停止している）
この睡眠パターンのうちノンレム睡眠の時間帯に
最も多くの成長ホルモンが分泌されます
成長ホルモンは筋肉の増加や疲労回復などに効果があり
ノンレム睡眠の時間が増えれば増えるほど
質の高い睡眠が取れると考えられています
そして、筋トレこそがノンレム睡眠の時間を増やす
ことが出来る方法なのです
夜、寝る前の筋トレは逆効果である
上でも述べてきた通り、筋トレは睡眠の質を良くしますが
体を動かしてすぐは交感神経が優位に働くため
興奮状態になっています
そのため筋トレ直後は、なかなか眠りにつけず
結果的に睡眠不足になってしまうことがあります
なので、もし運動をするなら就寝の3時間前には
終わらせるようにしておきましょう
忙しい人ほど筋トレをすべき理由
筋トレは睡眠の量を増やさずに、睡眠の質だけを上げることが出来ます
つまり今までと同じ睡眠時間でも、より長く深い眠りにつける為
スッキリとした目覚めを迎えることが出来ます
また、筋トレの総負荷や頻度を上げることによって
更に睡眠の質を上げることも可能です
総負荷量とは、運動強度や運動回数、セット数によって決まります
なので、睡眠時間があまりなくて常に寝不足気味である
という方には是非高強度な筋トレをお勧めします